ニュースな毎日

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ジョコビッチが試合を途中棄権。目の感染症で。


2月21日から2月27日にかけて開催されていた、

ドバイ・デューフリー・テニス選手権。

 

木曜日に、準々決勝が行われ、その準々決勝に出ていた

のがジョコビッチだ。それまで、連続決勝進出記録を

伸ばしていた彼だったが、試合を途中で棄権した。両目が

感染症にかかっていた、とのことだった。

 

ジョコビッチは、色の暗いサングラスを着けて記者達の前に

現れた。目が「問題」とした後、「ドバイに来てからずっと

目に症状があり、深刻なアレルギーもでている」と。

 

ジョコビッチは、初めは右目に症状がでて、段々両目に広がった

と語る。これ以上の症状の悪化の危険性があるため、試合中以外

コンタクトレンズを使用することも止められている。とも語って

いる。

 

ジョコビッチは、「ここ2日で悪化した」と言い、「こんなに酷い

目の症状は初めてで、今日はまるで目が見えないようなものだった

」という内容の話をしていた。

 

この棄権により、2015年の全豪から続いていた、決勝に進出している

記録がストップした。17大会連続のものだった。この、17大会の内、

ジョコビッチは、13大会で優勝している。

 

彼自身は意識をしていなかったかもしれないが、あと1大会、決勝進出

記録が増えれば、オープン化以降では、イワン・レンドルが、1981〜82年

にかけて成し遂げた、18大会連続決勝進出と並ぶところであった。

 

ジョコビッチは「僕としては、この先二日間で目を治したい。この次

には、デビスカップ、インディアンウェルズ、マイアミ、クレーコート

シーズンがあるから」と。

 

ジョコビッチが棄権するのは、2011年のデビスカップ、準決勝の

デルポトロ戦いらい。350戦中、312勝38敗という成績を残してきた。

 

ジョコビッチがこの試合で戦っていたのは、フェリシアーノ・ロペスと

いう選手。ロペスとの試合で、ジョコビッチからトレーナーを呼び、

一度は試合を再開したが、ファーストセットを落とし、そのまま棄権と

いう運びとなった。

 

よって、ロペスは勝ち上がり、準決勝へ。準決勝は、第四シードの

ロベルト・バウティスタ・アグートを倒したマルコスバクダティスだ。

 

また、第二シードのワウリンカは、ニック・キリオスとの準決勝へ

駒を進めている。ワウリンカが第8シードを下して勝ち上がったのだ。

 

対するキリオスは今大会初出場で第三シードのベルディヒを倒して

準決勝へ駒を進めた。キリオスはファーストセットの途中で背中を

傷めて治療を受けるシーンが、ベルディヒとの試合の最中にあった

ようだ。

 

様々な選手、様々な事情が絡んではいるが、選手達にはいい試合を

見せてもらいたいものだ。